自然化粧品の賢い選び方

肌が喜ぶ自然化粧品を見つける方法を公開しています

月桃

沖縄の生活に密着した薬草

月桃(ゲットウ)は亜熱帯地方に自生するショウガ科の常緑多年草。ブドウ状に連なった花を咲かせ、赤い実をつけます。沖縄では民家の庭先によく植えられているなじみ深い植物で、古くから生活のあらゆるシーンで活用されています。

厚くピンと貼った元気のよい葉には薬草としての有効成分が多く含まれています。葉は防腐・防臭の作用を利用して食べ物を包み込んで保存したり衣類や靴の防虫に活用。種子は漢方薬として整腸剤などに。また茎の繊維を梳いた和紙は障子紙や壁紙として人気があるとのこと。

さらに、月桃の香りを抽出した精油には鼻炎治療に使う「シネオール」が含まれ、花粉症にも効果があることがわかっています。

ポリフェノールは赤ワインの30倍以上

月桃の葉にはフラボノイドというポリフェノールの仲間がたっぷりと含まれていて、その量は赤ワインに含まれるポリフェノールの34倍ともいわれます。

みなさまご存知の通り、ポリフェノールには細胞の老化を防ぐ抗酸化作用や殺菌効果、抗アレルギー作用など多くの効果があるといわれています。葉を 使ったハーブティーで直接ポリフェノールを摂取したり、また最近では美白や紫外線対策への効果を期待して、化粧品の材料になることも多くなってきました。

肌に潤いを与える成分も

最 近になって化粧品への配合が積極的に行われるようになったのは、ポリフェノール効果のほかにも理由があります。近年、月桃の成分にコラーゲンの生成を応援 する作用や、コラーゲンを分解してしまう「コラゲナーゼ」という酵素の働きをブロックする作用があることが解明されました。

お肌にコラーゲンが増えるということはすなわち、乾燥やダメージに強くなって水分が肌にたっぷり保たれるようになり、ハリや潤いがアップするというわけです。