天然ハーブから抽出した精油がアロマテラピーに使われることは、皆さんよくご存知のことと思います。自然の香りは、わたしたちの心と体を芯から癒してくれます。
アロマオイル(精油)に含まれた有機化合物の中には炎症を抑えたり痛みを和らげる薬理成分も確認されています。また、森林浴で森の空気を吸い込むと、樹木の香り(フィトンチッド)が体の免疫力をアップさせるといわれています。
香料の刺激を心配して無香料を選ぶ方も多いようです。確かに、過去には特定の香り成分がアレルギーを起こしやすいという報告がありましたが、それ は化粧品精製技術が未熟だった頃の話。不純物である原料臭を和らげるため香料をたくさん使うので、反応を起こしやすかったというのが本当のところです。現 在は香料の量は少しですむため、それほど神経質にならなくてもよいと思います。
何げなく香りを選んだつもりでも、その人が抱えている体調不良や気分の乱れを整える働きをもったアロマをきちんと選び出すといわれています。自然のアロマは敬遠せず、むしろ積極的に利用してよいと思います。
合成材料や添加物を使わず正直に作った自然化粧品がいいけど、使い心地が悪いのではないかと心配していませんか?
自然にこだわるほど乳化状態や肌へののびは悪くなるといわれていますが、わたしが使ってみた限りでは、違いをまったく感じませんでした。大手メー カーが技術を尽くして製造したコスメより、通販で手に入れた自然素材のご当地コスメのローションの方が肌のなじみもよく、気持ちよく使えたぐらいです。浸 透性の悪いジェルやクリームをつけた時のような変な重さも感じませんでした。
素材のバリエーションが豊かな天然コスメは、成分の特性によって効き方や感触もいろいろ。そんな違いを楽しむのも、自然化粧品を使う醍醐味の一つでしょう。