乾燥肌を起こす原因は、長時間の暖房使用、洗いすぎによる脱脂、間違ったスキンケアで過剰に肌をこすってしまうなど外からの刺激や、偏った食事で栄養バランスが崩れてしまうなど、体内の潤い力が弱ってしまうことなどがあります。
以前は気温や湿度が下がる秋から冬にかけての時期が多かったのに、最近は真夏の盛りにも乾燥肌に悩む方が増えているようです。これはエアコンの普 及と関係があり、送風で水分が吹き飛ばされてしまったり、温度差で汗をかいたり乾いたりを繰り返すことで汗腺や真皮の水分調節機能に狂いが生じ、角質の潤 いを保つ力も徐々に弱まってしまうようです。
乾いてしまった肌は、少しの刺激にも敏感になり、かゆみや痛みを感じてしまいます。放っておけばさらに肌を弱め、角質の老化を早めてしまいかねません。乾燥を感じたら、刺激を遠ざけると同時に肌を保湿することが大切です。
保湿には大きく分けて2つのパターンがあります。
角質に潤いを補給する成分選びは、スキンケア商品の開発でもっとも大事なところ。ケミカルなものから自然のものまで、さまざまな素材が研究されています。最近では南洋の自然素材が人気で、中でもフコイダンは低刺激の上、高いモイスチャー効果があると評されています。
表面に膜を作って肌の水分蒸発を防ぐための化粧品は複雑な成分はあまり必要がありません。自然化粧品では、オリーブやアボカドなどの植物性油脂やみつろうなどのラッピング成分に心を落ち着かせるアロマオイルをプラスしています。
乾燥肌の場合、潤いを与える役割とラッピングする役割を両方果たす商品を選ぶより、それぞれを別々に用意し、肌の調子に合わせて使い分けるとよいでしょう。
また、ジャータイプ容器に入った保湿剤の場合、感触があまり固いと肌を摩擦してしまい、乾燥を進めることになります。製品の柔らかさを確かめ、肌 によくのびるものを選びましょう。天然ハーブなどの適度なアロマは乾燥を癒しますが、乾燥が強い時には、強い香料や複雑にブレンドされた香りに肌が過剰反 応を起こす場合もあるのでご注意を。